USDA(NOP)は2026年2月9日、有機農産物・食品の生産・加工に使用が認められる物質を定める「National List(許可・禁止物質リスト)」について、2026年のSunset Review(定期見直し)に基づき56物質の使用継続を承認する最終規則を公表しました。発効日は2026年7月26日です。
今回の発表内容
National Organic Standards Board(NOSB)の答申に基づき、クエン酸、乳酸、アスコルビン酸、塩化カルシウム、各種酵素、過酸化水素、クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウム、トコフェロール、酵母など、加工食品によく使用される56物質について、5年間(2031年7月26日まで)の使用継続が承認されました。
制度の説明
Sunset Reviewは、National Listに掲載された物質を定期的(5年ごと)に見直す制度で、今回は既存の許可を維持するものであり、新たな規制強化・緩和のいずれでもありません。
日本企業への影響
有機加工食品・飲料(有機ソース、有機飲料等)を米国向けに輸出している日本企業にとって、製造工程でクエン酸・アスコルビン酸・酵素等の一般的な加工助剤を使用している場合、これらの物質の使用が引き続き認められることが確認されたことは、現状維持を意味します。直ちの対応は不要です。
今後確認すべきポイント
自社の有機加工食品で使用している添加物・加工助剤がNational Listに掲載された許可物質と一致しているか、念のため確認しておくとよいでしょう。


