FDA、水産物輸入業者にSeafood HACCP規則違反で警告書|海外加工業者の検証不備を指摘

◷ 2026.01.16 FDA
一言でいうと AI要約
  • FDAが水産物輸入業者Feng Foods Trading Inc.にSeafood HACCP規則の検証義務違反を理由に警告書を発出(2026年1月16日)。
  • 個別事業者への法執行措置であり新たな規則ではないが、水産物輸入者に求められる検証義務(Affirmative Step)の実務傾向を示す事例。
  • 水産物を輸出する日本企業は、米国側輸入者のHACCP検証体制、および自社からの監査報告書等の提供体制を確認しておくことが望ましい。

FDAは2026年1月16日、水産物を輸入するFeng Foods Trading Inc.(米国ニューヨーク州)に対し、Seafood HACCP規則違反を理由とする警告書を発出しました。

今回の発表内容

対象製品はイシモチ(Yellow Croaker)、カミソリガイ、冷凍アンチョビ、粒貝、魚卵入りエビペースト等です。FDAは、同社が輸入元である海外加工業者のHACCP(危害分析重要管理点)遵守状況を検証するために求められる「Affirmative Step(積極的な確認措置)」(21 CFR 123.12(a)(2)(ii))を講じていなかったと指摘しました。

制度の説明

Seafood HACCP規則は、水産物を輸入する事業者に対し、輸入元の海外加工施設がHACCPに基づく食品安全管理を適切に実施していることを、一定の積極的な確認措置(監査報告書の入手、第三者認証の確認等)により検証することを義務付けています。これはFSVPとは別建ての、水産物特有の規則です。

日本企業への影響

水産物は日本から米国への重要な輸出カテゴリーです。米国側の輸入者がSeafood HACCPに基づく検証を適切に行っていない場合、輸入停止・警告書等のリスクが生じます。日本の水産物輸出事業者は、自社の米国側取引先が、自社(または自社の加工施設)のHACCP遵守状況を適切な方法(監査報告書の提供等)で検証できる体制にあるか確認しておくとよいでしょう。

今後確認すべきポイント

米国向け水産物の取引先輸入者が、Seafood HACCPの検証義務(Affirmative Step)をどのように履行しているか、また自社としてHACCP関連文書(監査報告書等)を適切に提供できる体制にあるかを確認することが望まれます。

関連する解説記事

▤ 出典

U.S. Food and Drug Administration (FDA)

Warning Letter: Feng Foods Trading Inc. (720813, 01/16/2026) (2026年1月16日公表)

FDA一次情報を確認する ↗

米国輸出に関する無料相談受付中!

FDA登録・FSVP・米国向け食品表示から、輸入・販売まで。
「自社の商品は輸出できる?」「何から準備すればいい?」といった段階から、VIAWORKSの専門スタッフがご相談を承ります。

News Information
発表機関
U.S. Food and Drug Administration (FDA)
発表日
2026年1月16日
(米国時間)
重要度
!  MEDIUM
関連分野
食品安全
一次情報を確認する ↗

Warning Letter: Feng Foods Trading Inc. (720813, 01/16/2026)
(外部サイトに移動します)

REGULATORY ALERT

米国食品規制の最新情報を日本語で解説

FDA・USDA・CBPなどの重要なアップデートをお届けします。

アラートを受け取る

アメリカへの食品輸出で
お困りですか?

規制対応・ラベル・輸入手続きまで、 VIAWORKSが米国進出をサポートします。

✉ 無料で相談する →
↗ この記事をシェア
URLをコピーしました

新着記事

FOR SMALL START

小規模からの
米国進出を応援しています。

VIAWORKSでは、1SKUから米国販売を始めたい事業者様からのご相談も歓迎しています。

小ロット・テスト販売からでも
お気軽にご相談ください。

ご相談はこちら

米国への食品輸出で
お困りの方へ

FDA・FSVP・食品ラベルなど、
米国食品輸出の実務を
サポートしています。

無料相談はこちら